浅黄は錦鯉としては珍しい青を楽しむ品種

浅黄

浅黄は錦鯉としては珍しい青を楽しむ品種

錦鯉にしては珍しくブルーという表現が似合う品種です。

浅黄(あさぎ)は一枚一枚のうろこがきれいに見える錦鯉です。

お腹部分は紅で各ひれの部分も紅色と白色で構成されています。

背中のうろこ部分が藍色と表現される青色で非常にきれいです。

浅黄のなかには青いうろこを持つもの以外にも青黒い紺色に近い色のうろこを持つ浅黄もいます。

青いうろこを持つ浅黄を「鳴海浅黄」と呼び、青黒い紺色のうろこを持つ浅黄を「紺青浅黄」とよびます。

昭和三色などは男性的なカラー構成ですが、浅黄は女性らしいデザインになっています。

質の高い浅黄は?

まず、特徴でもあるうろこが綺麗に並んでいることが条件になります。

また、頭の部分は白色で紅などが顔にかかっていないほうが価値があります。

また、紅のお腹部分の色については、お腹から尻尾にかけて一直線に色合いが入っているほうが質が高いです。

紅色の部分は幼いときはお腹のみでも成長するにあたりラインが伸びたり、より横に広がったりします。

また、紅白や昭和三色などは、色の入り方や割合、バランスなどが重視されますが、浅黄の場合紅白や昭和三色と異なり左右対称の鯉が評価されています。

錦鯉の改良原点は浅黄から?

現在ではさまざまな種類の錦鯉がいますが、錦鯉を改良し始めたのは浅黄の品種からといわれています。

浅黄は昔から存在する錦鯉で美しいデザインのため、女性からも人気の品種になっています。

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