錦鯉の水槽の水が白くまたは緑色に濁る場合の原因と対策

水 濁り

錦鯉を水槽で飼っていると水が濁ってくることがあります。

白く濁る場合もあれば緑色に濁る場合もあります。

それぞれ原因があるためしっかりと白濁り、緑濁りの対策を行い水槽を快適にしましょう。

なお、水槽で錦鯉を飼う方法について「水槽で錦鯉を飼う方法」読んでくださいね。

錦鯉を水槽で飼うときの濁りの原因は

水槽で錦鯉を飼うと環境により白く濁る場合と緑色に濁る場合があります。

なかなか濁りは取れず困ることもあると思いますので、必要に応じてしっかりと対策を行うことが必要です。

 

水槽が白く濁る場合の原因と対策

水槽で錦鯉をかっていると白く水が濁る場合があります。

様々な原因がありますが、あまりよくない兆候です。

水槽の水が白く濁る原因は、飼育している錦鯉が多すぎる可能性があります。

また、日照不足、なども原因だと考えられます。

ほかの原因として考えられることは水が古くなることでアンモニアのような無機物窒素が増加したり、有機物の腐敗によりバクテリアが増加し水槽の水全体が酸素不足になっている可能性があります。

水槽の水が白く濁った場合の対策としては、早めに水を交換してあげることをおすすめします。

また、水槽内の錦鯉が多いようであれば水槽を分けてあげる必要があります。

酸素不足が原因だと思われる場合、エアポンプを増量するなどして水槽内の酸素量を増やしてあげることがおすすめです。

また、日照不足の場合手間ですが、水槽の場所を日差しがあたる場所にうつします。

そのときに気を付けたいのは午前中の日差しがあたるようにしましょう。

西日が長く当たると今度は水槽が緑色に濁る原因になります。

何度水替えを繰り返しても白く濁ってしまう場合、薬に頼るのも一つの方法です。


水槽が緑色に濁る場合の原因と対策

錦鯉を水槽で飼っていると緑色に水が濁ることが多々あります。

この原因は水槽の中に植物性プランクトンが増加しているため緑色になります。

水槽に苔が生え、錦鯉が鑑賞できないとなると本末転倒ですが、若干緑色になることは錦鯉にとっては自然な環境でむしろ好ましい条件です。

錦鯉は強い魚のため、プランクトンがいないきれいな水槽の中でも、プランクトンが増えすぎた濃い緑の水の中でも比較的元気に過ごせます。

しかし水槽で観賞用として飼っている錦鯉を考えるとあまりに緑色に濁っている場合は水の交換をしたほうがよいでしょう。

何度水替えをしても時間が経つと水槽の水が緑色になってしまうことがあります。

これは水槽が日光に当たりすぎの可能性があります。

特に西日を浴びると緑色になりやすいです。

そのため、何度水替えをしても水槽が緑色になってしまう場合、部屋の水槽を置く場所を変えたり、午後以降日差しが当たらないように工夫することで解決すると思います。

また、何度水替えを繰り返しても緑色に濁ってしまう場合、薬に頼るのも一つの方法です。


 

水槽の水が白色や緑色に濁った場合の水替え方法

錦鯉の水槽の水が濁ってしまう場合、定期的な水の交換が必要です。

理想としては、季節にもよりますが隔週に1回程度の交換をおすすめします。

水槽の水が白色でも緑色でも濁った場合は三分の一から三分の二程度の水を替えます。

水槽で飼う場合、替える水は水道水の場合がほとんどだと思います。

理想としては、先に水をバケツなどにくんでおき、自然にカルキ抜きをするのが一番よいのですが、なかなかバケツなどで準備するのは大変です。

その場合、残っている水槽の水との温度差に気を付けながらカルキ抜きを入れながら水槽に水を入れます。

急激な水温変化は錦鯉にとって非常にストレスで病気の原因になるかもしれません。

地域によりますが、冬は暖かい部屋の水槽の温度は室温に近いです。

一方水道水は冷たいため、温水を入れるなど行い。うまく水温調節しながら水槽の水を満たしてください。

 

冬場に水槽の水が濁ってしまったら

上記で錦鯉の水槽の水替え方法を記載しましが、冬場はできれば水が濁っていても水替えしないほうが無難です。

温度差に錦鯉は体力を消耗してしまう可能性があります。

そのため緑色に濁っている場合はそのままにし春になってから水替えするのも方法です。

また、水槽の水が白く濁っている場合は、原因をつきとめ、錦鯉の匹数が多い場合は水槽をわけてあげる、酸素不足の場合はエアポンプを強化してあげるなど水替え以外の方法で濁りの原因を排除してあげることがポイントです。

 

錦鯉の水槽の水が白くまたは緑色に濁る場合の原因と対策のまとめ

錦鯉の水槽の水が白くまたは緑色に濁る場合、それぞれ原因と対策方法が異なります。

水槽の水が白く濁る場合は日照不足、酸素不足や錦鯉の匹数が多すぎる可能性があります。

日照不足の場合、日光にあたる場所に水槽をうつします。

酸素不足の場合、エアポンプを強化するなど酸素を取り込む工夫をします。

錦鯉の匹数が多い場合、水槽をわけてあげるなどしましょう。

また、いずれの場合でも水槽の水替えは必須です。

一方、水槽の水が緑色に濁る場合、植物性プランクトンが増えている可能性があります。

錦鯉はある程度緑色の水のほうが好条件な環境なので、気にしなくてもいいのですが、鑑賞水槽として水をきれいにしたいということであれば水替えを行います。

藻、苔などが生えている場合は取り除くようにしましょう。

水替えは全体の三分の一から三分の二程度替えてあげるように、冬場はできれば水槽の水替えは避けるようにしましょう。

以上のことに気を付ければ錦鯉の水槽の濁りは解決すると思います。

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