錦鯉の水槽レイアウトを考える おしゃれな水槽レイアウトを紹介
錦鯉を水槽で飼い始めるときにこだわりたいこととしては水槽のレイアウトがありますよね。
せっかく水槽で錦鯉を飼うのであればしっかりとしたアクアリウムを用意したいものです。
錦鯉の水槽レイアウトは注意したい点も多数あるので詳しい情報を解説します。
錦鯉を飼う水槽は大きさに注意する

錦鯉を初めて水槽で飼う場合、水槽をまず用意が必要ですよね。
錦鯉は不思議な魚で水槽の大きさに応じて身体が成長します。
そのため、ホームセンターなどで売っている10cm程度の錦鯉を購入してきても水槽で飼う限り一定の大きさにしかなりません。
優雅に大きな池で泳ぐような錦鯉を目指すのであればそれ相応の池を用意しましょう(笑)
例えば大きな水槽で120cm程度の水槽を用意し3~4匹飼った場合、20cm程度の大きさまで成長すると思います。
飼う匹数が多ければ大きくなりにくく、少なければ大きくなりやすいです。
それを考慮したうえで理想的な水槽のレイアウトを考えましょう。
錦鯉の水槽レイアウトで一番気を付けるのは水草

おしゃれなアクアリウムを想像すると、水草が敷き詰められており、幻想的な照明があたっているイメージをいだきます。
しかし、錦鯉の場合、最も注意すべきポイントは水草です。
錦鯉は食欲旺盛で水草があれば食べてしまう可能性が非常に高いです。
そのため、錦鯉を飼う水槽のレイアウトで小さな熱帯魚を飼うような幻想的なアクアリウムを維持するのは非常に大変です。
水草の種類にもよりますが、60cm程度の水槽でそれっぽく水草アクアリウムを用意します。
そこに5匹程度な元気な錦鯉を飼った場合、感覚では1週間程度で水草がなくなってしまうと思います。
アナカリスという水草は錦鯉の食欲より早い成長で大丈夫という情報もありますが、私は食べられてしまいましたので、あまりおすすめはできません。
錦鯉の水槽で水草をレイアウトしたいのであれば人工水草が無難

錦鯉を飼う水槽で水草をレイアウトするのはあきらめるしかないと思いきや方法はあります。
人工水草を水槽にレイアウトする方法です。
人工水草は通販などでも多数販売されており錦鯉が食べてしまう心配はありません。
ただし、人工水草を設置する場合にも注意することがあります。
錦鯉は地面の砂や砂利を荒らす習性があります。
そのため、人工水草を設置しても地面を荒らし、水草を倒したり、移動させてしまいます。
対策方法としては、動かない重めの流木や石組みなどを設置ししっかりと固定させることです。
せっかくきれいな水槽のレイアウトを作ったとしても台無しになってしまってはもったいないので、注意しましょう。
錦鯉の水槽レイアウトはシンプルなほうが安心安全
錦鯉の水槽に人工水草を設置するほかに一般的にアクアリウムでは様々な置物を設置演出します。
様々なオブジェがありますが、理想としてはできるだけシンプルなほうが見栄えも安全性もよいかと思います。
理由としては、錦鯉はその様々な模様を楽しむ魚です。
この点は完全に好みですが、錦鯉を複数匹違う模様を飼っているとそれだけで水槽が映えます。
下手にオブジェを増やしすぎると本来の魅力である錦鯉の美しさが薄れてしまいごちゃごちゃした水槽になってしまう可能性があります。
そのため、シンプルな水槽ほど錦鯉を楽しむことができると思います。
また、錦鯉は状況に応じて暴れてしまうことがあります。
狭い水槽で急激に暴れると体を傷つけてしまうことがあります。
ウロコがはげたり、切り傷ができることがあり、そこから感染病が発生する可能性も否めません。
そのため、シンプルな水槽ほど怪我の原因となりうるものがなく安全だといえます。
錦鯉の水槽レイアウトで砂、砂利はお好みで

錦鯉は習性としては地面の砂や砂利をつつきます。
そのため、砂や砂利は水槽の地面にひいても問題はありません。
錦鯉は砂や砂利を食べることなく、口に入れエラから吐き出します。
作りたい水槽レイアウトにあう砂や砂利を購入して問題ないです。
注意するポイントとしては、砂や砂利を錦鯉はつつくため混ざります。
そのため、例えば「右側は白い砂利で、左側は黒い砂利にしよう」として最初は丁寧に分けても時間がたてば境目はまったくなくなるので覚悟しましょう。
錦鯉の水槽レイアウトを考える おしゃれな水槽レイアウトを紹介のまとめ
錦鯉を水槽で飼うならばおしゃれなレイアウトにしたいと思うものですよね。
しかし、錦鯉を水槽で飼う場合おしゃれなレイアウトを維持するのはなかなか大変なものです。
理由としては、錦鯉は水草を食べてしまいます。
そのため、人工水草などで代用をする必要があります。
また、錦鯉は地面の砂や砂利をあさる習性があるため、しっかりと人工水草を固定してあげる必要があります。
また、錦鯉自体が豪華絢爛なおしゃれな魚だと思います。
好みによりますが、錦鯉の魅力を感じるにはシンプルな水槽のほうが錦鯉は映えます。
地面に引く砂や砂利はレイアウトコンセプトにあったものを利用して問題ないのでお好みのものを選ぶようにしましょう。
これら点を注意すればおしゃれな錦鯉の水槽レイアウトが完成すると思います。
ぜひ試してみてくださいね。