錦鯉の餌の種類と与え方のポイント
錦鯉を水槽や池で飼うときに気になるポイントとしては餌やりですよね。
いつどのくらいの量をどうやって与えたらよいのかという情報はプロの錦鯉を養殖している方々からすると大切なノウハウなのであまり公開したくない内容です。
ここでは錦鯉を個人で飼っている方で特に水槽で飼う方に向けて錦鯉の餌のやり方のポイントを解説します。
錦鯉の養殖の手順やノウハウは「錦鯉の養殖について 養鯉場は儲かるのか年収から鯉養殖の求人など」に少し公開しているので参考にしてみてください。
錦鯉の餌の選び方にはポイントがある
錦鯉の餌の選び方は大きさと種類で選ぶ
錦鯉の餌は種類と大きさが豊富です。
犬や猫ほどではありませんが、栄養や季節、飼育目的などに応じて餌の種類があります。
一番ベースとなる餌はキョーリンの「ひかり」というタイプの餌がおすすめです。
餌の大きさに関しては、迷ったら小さ目を選ぶのが無難です。
大きいと餌を食べられなかったり、細かく口で砕いてしまい水汚れの原因になります。
また、口に入りきらないほどの大きい餌を与えてしまうと口を脱臼してしまうこともあるようです。
錦鯉の餌の選び方は浮くタイプの餌を選べば問題ない
錦鯉の餌の種類で浮上性と沈下性の餌があることがわかります。
迷ったら浮上性を選んでおけば間違いありません。
水槽で飼う場合は気になりませんが、池で上から鑑賞する場合、沈下性の餌だと錦鯉を観察するのが難しくなります。
浮上性のえさを与えても食べないような錦鯉がいる場合のみ沈下性の餌をまぜて与えて食べるか実験してみる目的程度でよいと思います。
錦鯉の餌の与え方にもポイントがある
水槽で観賞用で飼っていると錦鯉とのコミュニケーションが最もとれるのが餌やりの時間ですよね。
池で手をたたくと錦鯉が集まってくるように水槽でもルーティンで餌を与えるときの動作があれば、錦鯉は餌の時間だと気付き集まってきます。
餌の与え方は簡単ですので、以下のポイントだけ覚えておきましょう。
錦鯉の餌の与え方は量だけ気をつける
錦鯉に餌を与えるときには5分以内で食べ終わる量を目安に餌を与えるようにしましょう。
理由は二点あり、1点目は錦鯉は胃をもたない魚です。
口から餌を食べると直接腸で餌を吸収します。
胃がないため、食べ物を胃で吸収や一時的に蓄えることができないため、大量の餌を一度に与えてしまうと消化不良を起こしてしまい体調不良を起こす原因となります。
また、二点目の理由としては、餌を食べきれないと水質が悪くなります。
水槽の水が汚れ、錦鯉に悪影響を与えるほか、水槽掃除の頻度を増やしたり、水質が悪くなり悪臭の原因にもなりかねません。
そのため、餌は一度に5分以内で食べ終わる量を目安とすることが大切です。
錦鯉の餌の与え方は水温や季節に気をつけたほうがよい
水槽で餌を飼う場合は部屋で飼うことがほとんどだと思うのであまりに気にする必要がありませんが、外の池などで飼う場合は特に季節や水温による餌の量や種類は気をつける必要があります。
ざっくりいうと水温が10度以下になるようであれば錦鯉は冬眠に近い状態になるので餌を与えなくても大丈夫です。
一方水温が20度以上になるときには餌を一日数回与えても大丈夫です。
地域によると思いますが、室内で水槽で飼う場合は水温の上下が緩やかになります。
そのため、冬でも10度以下になることは少なく一日一度程度であれば餌を与えても問題ないです。
暖房などをつけていれば水温が上がるので暖かい時期と同じように元気よく餌を食べます。
季節毎の餌やりで気をつけるべきポイントは以下です。
春の錦鯉の餌やり
外で飼っており冬の時期に餌を与えなかった場合は注意が必要です。
錦鯉は冬眠から目覚める状態で腸の活動は非常にゆっくりになっています。
そのため、少量を少しずつ水温と相談しながら与えるのがよいでしょう。
また、余裕があれば、事前に餌を水につけふやけさせてから与えるとより錦鯉の腸に負担がかかりません。
水槽で飼う場合も餌の量を徐々に増やしても大丈夫です。
一日一回を目安に餌を与えるようにしましょう。
水でふやかして与えると水質を汚しやすいので、暖かい室内で水槽の場合はそのまま与えて大丈夫です。
夏の錦鯉の餌やり
餌の量を増やす時期になります。
水槽で飼う場合、錦鯉を大きくしたいのであれば一日数回(最大3,4回くらい)与えても大丈夫です。
一度に与える餌の量は5分以内に食べきるというルールを守れば、朝昼夕方に一度ずつ与えても問題ないです。
夜はできるだけ与えないほうが無難だといわれていますが、与えて私は体調不良を起こしたことはありません。
また、水槽で飼う場合夏場は特に注意したいのですが、一日複数回餌を与えると水質が悪くなりやすいです。
定期的に水の交換をすることを強くおすすめします。
水槽に顔を近づけにおいがするようであれば汚れが目立たなくても交換が必要です。
また、カキ殻を入れるとphがあがり水質がよくなります。
ph調整剤なども市販されているので夏場は餌やりとともに余裕があればph調整剤を利用するのもよいでしょう。(使わなくても水交換をしていれば全く問題ないです。)
また、夏場でも一日に餌を1回のみ与えるという飼いかたでも全く問題ありません。
のべの栄養量が少ないので、大きくなりにくいかもしれませんが、錦鯉の成長は水槽で飼う匹数に左右されることが大きいので大丈夫です。
また、水温が高すぎるときは錦鯉が弱っている可能性があるので一時的に水温が高い場合餌やりを控えましょう。
秋の錦鯉の餌やり
室内の水槽で飼う場合、秋から一日一度程度の餌やりで問題ありません。
この頃は錦鯉の紅などの色が強くでることです。
錦鯉鑑賞に最適な季節です。
そのため、水槽をきれいに保つため早めに餌やりの回数を減らして楽しむのも水槽で錦鯉を楽しむ楽しみ方だと思います。
冬の錦鯉の餌やり
室内の水槽で錦鯉を飼う場合、5分以内に食べ終わる量で調整しながら餌やりをする流れで問題ないと思います。
そとの場合水温が10度以下に下がれば餌を与えなくとも問題ありません。
室内の場合、暖房などの影響で水温が10度以上になっていることが多いです。
一度に食べる量が減っていることは考えられるので様子を見ながら餌の量を調節してください。
錦鯉に餌を与える頻度は一日1度与えればOK
上記で季節毎に餌の量や頻度などの特徴をあげていますが、水槽で飼う場合ざっくり一日一度餌を与えておけばまず大丈夫です。
与える量さえ間違わなければ錦鯉は強い魚なので餌を原因として死ぬことはないと思います。
ウンチクはいろいろありますが、ライフスタイルにあった飼いかたで楽しみながら錦鯉を飼うことが一番重要です。
錦鯉に餌を与えるにあたり覚えておいたほうがよいこと
錦鯉に餌を与えるにあたり覚えておいたほうがよいコツはいくつかあります。
忙しい現代人がペット感覚で飼うからこそ知っておいて損はない情報です。
錦鯉に数日餌を与えなくても死なない
ペットを飼う場合、犬や猫の場合数日餌を与えないと弱ることが十分想像できます。(かわいそうで虐待なのでそんな実験はできませんが)
しかし、錦鯉の場合、数日餌を与えなくともぴんぴんしています。
私は旅行などで3,4日餌を与えないことが多々ありますが、全く問題ありません。
試したことはありませんが、1週間くらいであれば問題ないようです。
安心して餌を与え忘れましょう(笑)
餌やり時間は錦鯉の体調チェックをかねる
餌やりをするときは錦鯉のしばらく観察する習慣を持つようにしましょう。
忙しくなると事務的に餌をあたえ、ほったらかしにしておくということが多々ありますが、数十秒でもいいので食べっぷりを観察することをおすすめします。
観察することで食べる量の調整や体調が悪い錦鯉の発見につながると思います。
また、フンが浮いている場合体調不良の錦鯉がいる可能性があります。
この点も注意して観察してみましょう。
おすすめの錦鯉の餌
錦鯉の餌は種類が豊富です。
最もメジャーな餌はキョーリンから発売されているひかりというシリーズです。
色を明るくする色揚げ用の餌や低水温用の餌などさまざまあります。
季節に応じて餌の種類を変えるのが利用ですが、水槽でそこまでこだわれないという方は一般的な育成用のひかりを与えておけば十分です。
ここでは餌の種類の紹介をします。
最もメジャーな錦鯉の餌 キョーリン ひかり
錦鯉を飼うにあたり一番メジャーともいえる餌です。
ひかりは汎用的な餌として非常にすぐれており栄養バランスが優れています。
ほかの種類の餌が切れている場合、このひかりを与えておけばとりあえずは大丈夫です。
餌のサイズがさまざまあるので飼っている錦鯉の大きさに合わせて選ぶようにしましょう。
小さな錦鯉を水槽で飼うならキョーリンのミニペット
小さな錦鯉や幼鯉を飼うのであればキョーリンのミニペットがおすすめです。
大きさから金魚の餌としても利用できるくらいです。
10cmに満たないような錦鯉にはひかりの小粒よりもミニペットのほうがストレスなく錦鯉が餌を食べることができます。
ミニペットはひかりと同じく育成用なので汎用的に利用ができる餌です。
色揚げ用の錦鯉の餌 キョーリン 錦金
錦鯉の色を鮮やかにするにはアスタキサンチン という成分が有効です。
このキョーリンの錦金にはアスタキサンチンが含まれており秋など錦鯉の色が強く発色する季節に有効です。
おすすめの餌の与え方としては、錦金単体で餌を与えるのではなくひかりと混ぜて与えるのが栄養バランスがよくおすすめです。
冬の季節、錦鯉に与えるのにおすすめの餌 キョーリンひかり胚芽
消化吸収がよい胚芽を含んでいる錦鯉の餌です。
冬の季節など錦鯉の腸の動きが悪いときに与える餌です。
高齢の錦鯉にも有効で、白地をきれいにするとも言われています。